京極堂日記

〜鉄鼠感想〜
本日の日記は、すごくネタバレを含みます。
腐な感想も含みます。
京極堂シリーズを愛してやまない方や、未読の方はご注意下さい。
 
 
 
(以下、反転)
はい、読み進むうちに どんどんブ厚くなるシリーズの第4段!
読み終わりました。。。(くたくた)
今回は、事件解決後のエンディングがちょっと短いんじゃないの?と生意気にも不服なグミ子ですが。
だって、鈴子ちゃんの事についての説明は? 京極は寺に入る前に鈴ではなく、「鈴子に憑いた大禿を落とそうと思う」と云っているのですから、この時点でアレが鈴子だと気付いていたハズでしょ?どうして?
仁秀さんは、何故「赤子の鈴を拾った」などと嘘を? それとも、それは例えだったの? 分からん。
てか、仁如! お前、メイドさんに対する放火殺人の罪は問われないのかっ!? 大罪だぞ!? 1人当たり懲役15年×3人くらいじゃん!?
 
さて、鉄鼠は寺シーンとか、雪山シーンとか、仙石楼シーンとか、目に浮かぶロケーションがいちいちキレイでうずうずしますね。撮りてェ!
でも、雪ロケは難しいですよね〜。この冬にも、何度かチャレンジしましたが、降ってる最中はカメラのレンズに水滴がついちゃうから撮れないし、止んだら止んだで、とたんに快晴になるから さっさと解けちゃう。
むぅ。どこかに、天気が良くても解け切らない程の雪が積もった雪崩の心配の無い山道は無いものか…
いざとなったら、越後湯沢かっ!?
 
ここからは個別感想。
<鳥ちゃんについて>
今回は榎さんが居ない間のムードメーカーとして良い味を出してくれてました。
敦っちゃんに対して恋愛感情は無いんだ!?「そう云う相手が他にいないわけでもない」って、じゃぁ本命は誰!?関くん!?
そうそう、何だか鉄鼠では関口センセイに やたら甘えてませんか?
それは関くん自身も、気付いてるハズなのです。
 
…なぜなら、ほぼ関くんの主観として書かれている京極堂シリーズにおいて、鳥ちゃんが「おねだりをする犬のような顔」をしたのなら、それは鳥ちゃんが本当に犬ソックリな顔をしているワケではなく、あくまで関くんが「そう」感じたって事なんです!ここテストに出るぞ!!(出てたまるか)
雪絵さんと云うものがありながら、相思相愛なワケー!?
 
<榎さんについて>
鉄鼠の最後の方で、シリーズ中 初めて「関」と呼び捨てにしてた!
今まで一人だけ「くん」付けして可愛がってると思ってたのに…!
でも、思った通り 寺から関くんを担いで降りてくれたのは、やっぱり榎さんだったんだね! …と、ここで問題。
榎さんは、どうやって関くんを運んだのでしょう?
1)荷物のように肩に担いで
2)スタンダードに おんぶ
3)お姫様抱っこ♪
雪山で3はキツイと思うのですが、そこは榎さんだから、期待に答えてくれるのではないかと…ッ! どうなのでしょう?
 
京極堂について>
なんか、今回は ずいぶんとカワイかったよね?
やたら明石先生に怒られたり、関くんとコタツでミカンだし、関口夫妻の前で細君に小言云われてみたり、ざくろたんがカワイくて仕方がないらしいし、憑き物落としの装束には黒い襟巻付きだし、洗い髪だし、んまー!(byアイスバーグさん)
でも、中盤では やたら関くんに「悪魔、悪魔」と云われ…(涙)
君、友人を何だと思ってるんだい!? ってか、何かされたの!?
キャッ♪(黙れ!)
 
この他にも色々感想があるのですが、力尽きたので今日はここまで。