ウィッシュルーム感想

カイル

ニンテンドーDSソフト「ウィッシュルーム 天使の記憶」、クリアしました。
写真は主人公のカイル・ハイド33歳。
ナイフとフォークで食事をしているのに指先が汚れるカイル・ハイド33歳…!(萌)
 
しばらく前にテレビCMも流れていたので ご存知の方もいらっしゃると思います。
切なくなるようなピアノ曲と、鉛筆描きのモノクロのキャラクター達が印象深くて気になっていましたが、某ヒサメさんが日記で面白いとおっしゃっていたので グミ子もプレイしてみました。
 
率直な感想は…面白かったです!
まず、主人公がオッサン(失礼)なのと、ヒゲなのと、元刑事なのにキュンキュンします!
そして舞台が1979年のアメリカの片田舎なので、車がやたらと四角くてデカかったり、黒電話だったり、色彩が全体的に茶色っぽくてノスタルジックなのも古い映画のようでステキ☆
鉛筆描きのキャラ絵も決して手抜きしているワケではなく、キレイだし 良く動きます。
推理ゲーム好きにはオススメです。
 
さて、ここからはネタバレ有りの感想ですので、お気を付けてドラッグ反転してください。
 
>システムの事
DSソフトならではの小ネタが満載で楽しめましたが、お陰で後半は攻略サイト様のお世話になるハメに…!
タッチペンで丸を描くのがこんなに難しいなんてッ!そもそも判定がキビシ過ぎるよ!(泣)
そしてマーティンさん、往生際が悪過ぎるよ!!
 
>主人公の事
親友に裏切られつつも憎みきれず、その消息を追ってしまうイジラシい33歳。
「おじさん」呼ばわりされてムッとする、まだまだ気持ちは20代(?)の33歳。
一見クールだが、面倒見が良く子供に好かれる33歳。
ぶっきらぼうなのにおせっかいで、いつの間にか宿泊客全員から懐かれる33歳。
ふわふわシフォンケーキを食べた後にも指を舐める33歳!
2週目からは何故かレイチェルとイイ仲になるシステムは果たして必要なのか?
ゲーム序盤から何度もピッキングするのは、そうか、血筋ですか。
ってか、頑張ってクリップ伸ばしたのに使わないのか「細い針金」ッ!?(泣笑)
(余談ですが、この方法で作れる細い針金はパソコンのキーボードの隙間に詰まった綿埃を取るのに便利♪
晦日にはハイドおじさんのマネをして君も細い針金を作ってみよう!)
 
>ダニングの事
ヘタな行動を取ると主人公の前に立ち塞がり、問答無用でゲームを強制終了してしまう恐怖のホテルオーナー。
2週目にて、スタート直後から色々な事を試してみたらビックリする程追い出されました。(笑)
彼に同情するなら、ぜひ2週目で謎のカセットテープを手に入れてください。
そう言えば、このゲームは「全年齢対象」ですが、カセットにA面とB面があるなんて最近の子は知らんだろ?
テープがベロベロになっちゃった時も、2階に鉛筆なんか取りに行かずに指を突っ込んで回せば良いじゃねぇか!って言うイライラも感じないんだろうなぁ。(ジェネレーションギャップ)
 
>ルイスの事(注:腐女子フィルターを使用してプレイした場合の感想)
ハイドの旦那大好きっ子。スリでパクられた時に心もパクられた模様。自称ハイドの旦那の相棒で良いコンビ。
何故 旦那の酒の好みまで熟知していたのかは謎。マッチ棒クイズを思い付くあたり、決してバカではない。
地下室で旦那を救出した時、恐らく酸欠でフラフラの彼を抱き止めたと思うのですがグラフィックが無く残念。
(いや、そんな場面自体が きっと無ぇよ)
暗い地下の廊下を2人きりで歩いている時、キャラの位置を示す丸印が2つ ピッタリと寄り添っているのを見るだけでニヤリとなります。…あれ?私だけ??
クリスマスツリーを見た際の「いいねえ かわい子ちゃんたちと 一緒に見るツリーは」って、もちろんハイドの旦那もかわい子ちゃん判定なんですよね?
 
>ブラッドリーの事
全てを失った一匹狼。今頃どこで何をしているのやら。
どうやら、この話のキッカケとなる「探しもの」自体、彼の依頼のようですが…
「赤い小箱」は分かる。しかし、何故「グラビア雑誌」を探す必要が…? 趣味?(汗)
おっ前、伝えたい事があるなら直接会いに来いよおおおおぉ!!!(T皿T)/
でも自分はナイルに追われている以上、接触すればカイルに危険が及ぶかもしれない。
カイルが大切なんだねええええぇ!!(涙)
お互いの事を想い合っているのに、切なさ乱れ打ちの2人です(T▲T)
 
攻略サイトでも続編を望む声がありましたが、色々と謎が残っている以上、可能性はありますよね!
アラン・パーカーとグレイスの行方とか、娘ミラ(妹ミラじゃない方)は その後どうしたの?とか、
ルイスは自分の店を持てたのか…とか、何故グラビア雑誌を?とか…(それはもう良いよ!)
1作品で終るには ちょっと惜しいゲームです。出ないかな、2?
ただ、主人公をブラッドリーに変えてガンアクションで続編…とかは絶対イヤですが。