邪魅 読了

昨年、大雨の降りしきる中 発売日当日に買いに行った「邪魅の雫」、今頃になってようやく読み終わりました。
…これなら中古が出るまで待っても良かったんじゃね? orz
 
ま、こう言うのは心意気ですよね! ほら、夏ピコにちゃんと印税も入るし?
それに「出る出る」言われつつ なかなか出なかった本だった事もあり、今度こそ本当に出てるのか試しに書店を覗いてみたら平積みされてたもんで、嬉しくってつい雨なのに即買いしちゃったんですよね〜。
で、開けてみたらば冒頭から 特に興味の無い石井さんと知らないオッサン(失礼)の長話だったので、先にジャンプやらWingsやらを読んでいるうちに心はすっかり平塚(今回の舞台)から遠のいてたワケです。
やっぱり榎さんが居ないと1頁が長いわ〜。
 
さて、ここからは感想です。お手元に「邪魅の雫」があると より一層お楽しみ頂けます。
ネタバレを含みますのでお気を付けてドラッグ反転してください。
 

P,38  ナキヤマ、やっぱり根暗なんだ。今回は榎さんとの絡みが少ない分、辛そうに見えます。
P,40  「濃い。」て…ッ!!キャー!!
P,84  スゴイ!先輩相手に云うようになったねぇ文ちゃん!
P,85  「手前の前ぐれぇ…」木場修、青木君に甘えてるんだね〜!!
P,102 青木君、木場修の寝言なんて何時聞いたんですかーッ!?ハレンチー!(?)
P,103 木場修、まだブロマイド持ってた!!(笑)
P,165 京関、お前等ようやく出てきたと思ったら人前でのろけるなよ!!
P,166 え!?益田君、関口の友人なの!?…ま、全頁の2人に嫉妬して京極に張り合ってるだけにも見えますが。
P,271 益田が関君のお世話してる…☆ 微笑ましい。
P,397 「人間で居ることに行き詰まる…」ヒドイ!!(笑)
P,417 益田の「その気があるならもう少し付き合ってください。」何かエロい…
P,453 青木君と木下、タメだったんだ。
P,481 え!?何で「青木」って云った後「文さん」って云い直した!?何で「圀…」って云った後「木下」って云い直した!?お前等、2人っきりの時は下の名前で呼び合う約束でもしてんのか!?木場先輩を差〜し〜置〜い〜て〜ッ!!(怒)
P,570 文ちゃん、誉められた。(ぱあああぁ…v)
P,592 益田、使いたいんだ、鞭! お気に入りだね♪
P,599 益田の「刑事時代の顔」=「まだ真面目な好青年だった頃の顔」かなぁ…鉄鼠の頃はマトモだったのに、すっかり薔薇十字色に染まっちゃって…!(涙)一人っ子だそうだけど、転職の際に親は何も云わなかったのかな?
P,629 ナキヤマ、泣きそうな顔してたのかな? もう榎益でじゃれてるようにしか見えません。
P,630 益田を引っ張り込む文ちゃんが可愛いv 軽く会釈して駐在を締め出す文ちゃんも可愛いv
P,633 榎さんが木場修を誉めた!!(驚)
P,640 「圀」!? 文ちゃんったら、ついに呼び捨てッ!?
P,652 薔薇十字探偵社、初のシリアスモード!益田が榎さんを心配しているッ!?
P,658 何と関口までもが榎さんを心配しているッ!!?
P,660 「益田は榎木津に全く受け入れて貰っていないのかも…」えーッ!? ありえる!(笑)
P,664 神が下僕に謝った!益田、榎木津さん大好きっ子に見える。
P,666 ようやく本名で呼んで貰えたね!益田君おめでとう!!(拍手)
P,679 「喘ぐように」京極を呼ぶな関! エロ…ッ!!
 
まとめ
学生の頃の榎さん、岩崎さんのどこが良かったんだろ? 実は素晴らしいツッコミの才能を持ってるとか?
(確かに大鷹相手にその片鱗は見え隠れする)それとも榎さんの本性を知っても尚、彼が好きだったから?
本書の中盤では「もしやこの岩崎さんとやら、榎さんの嫁になるのでは!?」とヒヤヒヤしましたが…
 
榎さんが彼女を振ったのは 司直が裁く事のできない彼女に せめて神罰を与える為…だったのか。
それとも「自分のために誰かが人を殺して喜ぶ人は居ない」のは彼もまた云わずもがなで、本当に
岩崎さんの事を嫌いになったのか…?
でも「逢いたかった(P,817)」のは榎さんだって同じだったように思えるのですが。切ないです。
 
って云うか、そもそも お見合い候補の3人がまともにお見合いをしていたとしても、榎さんがアレなのだから
破談になる可能性が高かったのでは…? でも、岩崎さんは そうは思わなかったんだろうなぁ。
いやぁ、恋は盲目。くわばら、くわばら。
 
さて、巻末で次回配本は「ヌエ(変換不能!)の碑」だそうですが、いつ発売になる事やら!
頑張れ夏ピコ! 次は鳥ちゃんも出してあげてねー!!